神戸弘陵学園10-0学校法人石川
■神戸弘陵学園・石原康司監督(写真左)
「(学校法人石川先発の)本諏訪(颯南)さんは良い投手なので、先に点を取られると展開が嫌だなと思っていました。先制点が欲しいところで西垣(美来)が打って、その後に浅水(梨来)がよく打ってくれました。2点取ったの大きかったですね。5回表はクーリングタイムの後で流れが変わりやすいところで、四死球があって、一度マウンドに行きましたが、『大丈夫』だということだったので、エースで主将の山戸(優菜)に懸けました。準決勝のクラーク記念国際仙台戦であれだけのピッチングをしましたので、自信を持ってほしいと思っていました。あそこで打たれたら代えていたかもしれませんが、乗り切ってくれました。山場だと思っていた5回を乗り切って、その裏に点を取れたので、上出来ですね。西垣はファーストでよくエラーをしてよく怒っていたんですけど、良いところで打ちましたし、フライもよく捕ってくれたので、褒めまくっていました。それほど強くなかったチームで叱咤ばかりで激励も少なかったですけど、みんなでよく頑張ったと思います」
■神戸弘陵学園・山戸優菜主将(写真中央)
「93人という大所帯の中で毎日練習してきました。自分たちは一冠も取れずにここまで来たので、本当に嬉しいです。完封ができたのは仲間のおかげだと思っていますし、ベンチからの声かけや好守のおかげだと思っています。5回くらいまで緊張していたんですけど、6回くらいから緊張がほぐれて、みんなの声も聞こえるようになったので、すごく楽しかったです。ユース大会初戦負けから始まった代で、監督さんからもいつも厳しい言葉を頂いていました。その言葉を跳ねのけようと3年生の中でずっと意気込んでいたので、その思いが叶って良かったです。(後輩に向けて)すぐユース大会も始まると思うんですけど、自分たちは初戦負けから始まった大会なので、そこでしっかり力出し切って、優勝してほしいと思います」
■神戸弘陵学園・西垣美来副主将(写真右)
「(先制タイムリーは)自分らしいバッティングができたので良かったです。3年生が38人もいて、まとまるのが難しかったんですけど、逆にその38人が一つになれば大きな力になると思うので、しっかりチームワークを大事にしてきました。最後は絶対に一冠を獲ろうという気持ちで、この夏にかけてやってきました。(山戸主将の投球は)最高でした。(甲子園の土を集めている時は)夢のようでした。仲間や自分を信じて、ユース大会で優勝してほしいです」
■神戸弘陵学園・浅水梨来
「部員が90人以上いる中で試合に出られることは当たり前ではないですし、自分が入ることによって、ベンチを外れてしまう3年生がいるということを常に頭の中に入れて、感謝の気持ちを持ってプレーしていました。(1回裏のタイムリーは)山戸さんを楽に投げさせてあげたかったので、絶対に自分が一本打ちたいと思っていました。決勝までの期間でメンバー外の左ピッチャーが投げて下さって、対策はできていたので、自信を持って打席に立つことができました。(5回裏のスクイズは)一球ファールにしてしまったんですけど、日々のメンタルトレーニングを活かして、楽しんでプレーできたことが結果につながりました。(山戸投手の投球は)どんな場面でも冷静にピッチングして下さっていたので、すごくリードしやすかったですし、山戸さんを無失点で投げさせることができて、すごく良かったです。(新チームに向けて)目標は三冠です。まずはユース大会で優勝できるようにしたいです」
■学校法人石川・五十嵐竜亮監督
「『楽しんでやろう』ということだけは言っていたので、楽しんでやってくれたんじゃないかなと思います。試合展開としては、僕が5回の満塁のチャンスで点を取ってあげられなかったところが決め手だったと思います。そこまでは本当に良い試合ができていたと思うので、僕が野球の流れを作ってあげられなかったのが原因かなと思っています。(選手たちの戦う姿を見て)感動しました。僕も立てなかった地なので、そこに自分の教え子が立って、思い切り走ったり、打ったりする姿を見るというのは、すごく感動的なものがあったので、嬉しく思っています。全国制覇をできなかったことは悔しいですが、後輩たちにはまた目標ができたと思うので、次は日本一を狙えるようなチームを作っていきたいと思います」
■学校法人石川・三瓶日暖主将
「点差は開いてもせっかくの甲子園という舞台なので、楽しんでやろうという気持ちで頑張っていました。(相手打線は)どんなコースでもどんどん振ってきて、相手がいないところに打球を落としてきたので、技術面が自分たちと比べて全然格上だなと感じました。自分たちは準優勝という惜しいところで終わってしまったので、後輩たちにはプレッシャーもあると思うんですけど、頑張って最後の夏には日本一を獲ってもらいたいと思います。(甲子園は)一瞬で終わってしまったんですけど、できるならもう一回やりたいと思わせてもらえる場所でした」
■学校法人石川・本諏訪颯南
「『いつも通り投げろ』と監督さんに言われていたので、そこをモットーに頑張っていました。応援や歓声が凄かったですけど、自分のピッチングはできたと思います。自分の持ち味であるストレートが打たれてしまったのはすごく悔しかったですけど、神戸弘陵学園さんは鋭い打球を打ってきたので、力の差があると感じました。自分の全力は出すことができたので、悔いはないです。自分は大学でも野球を続けるので、大学でエースになって、優勝できるような投手になりたいです」
