
静清5x-4至学館(延長8回)
■静清・藪﨑雄大監督
「今回もとにかく前半の3、4回までは守ることを徹底しようということで我慢してやってくれました。前半は点も取れましたが、おまけのつもりでした。あとは後半勝負だねということで、本当に粘り強く守ってくれたのが大きいかなと思います。終盤に必ずチャンスは来るという風に言ってあったので、そこまでは我慢しなさいと。当然、相手も必死なので得点は与えてしまいましたが、同点で終われましたので。(タイブレークで無失点)もう0点はないから、0なら奇跡だと言っていましたので『奇跡が来たから、この流れで全部持っていこう』と。(サヨナラ犠飛の宮城選手は)タッチアップのこととか悔しい展開だったと思うので、『ここで全部出しなさい』と伝えたのですが、いいスイングをして気持ちで運んでくれたので、ランナーも還ってこられたと思います。(決勝トーナメントは)とにかく我々の野球を通すだけなので、また粘り強く守っていきたいと思います」
■静清・渡邉彩来(写真左)
「同点に追いつかれたんですけど、同点で止められたので最終回まで流れを持ってこられたと思います。延長戦もピッチャーを中心に0点で終えたことが大きな勝因だと思います。(初回のタイムリーは)序盤でピッチャーが荒れ気味だったので、しっかり狙い球をしっかり絞って、『絶対に打ってやる』という気持ちで打席に入りました。目標にしていた決勝トーナメントに行けたことがすごく大きいですが、今まで以上に厳しい戦いになると思うので、いつも通り守備は0で切る、バッティングでは強いライナーを打っていくことをできたらいいと思います」
■静清・宮城心愛(写真右)
「最後の打席を迎えるまでに、自分のタッチアップのミスや打撃妨害で点が取れるところで取れなかったことがあって。でも自分に回ってきて、最悪、外野に飛ばそうという気持ちと、ベンチからの声もあって『絶対に打ってやる』という気持ちで入りました。ライトが捕ってから振り向いたらランナーがスライディングしているのが見えたので、嬉しかったです。絶対に甲子園に行くという目標があるので、守備でミスがないようにしたいと思います」