2025.07.24

開志学園 vs 花巻東

開志学園 1-2× 花巻東(8回タイブレーク)

決勝トーナメント1回戦、開志学園と花巻東の一戦は、両者一歩も譲らぬ展開に。延長タイブレークを制したのは花巻東だった。

先制点を挙げたのは開志学園だった。3回表、先頭の本田莉乃が中安打で出塁し、盗塁で二塁へ進むと、2番・酒井七海が犠打を決めて1死一、三塁に。そして、3番・杉吉莉欧がスクイズを成功させ、1点を勝ち取る。

対する花巻東もすぐに反撃。先頭の田中璃奈が中安打を放ち、9番・佐々木杏紗が犠打を決める。続く1番・盛田美桜の中安打で1死一、三塁とし、2番・小松ななみが膝をつきながらスクイズを決めて同点に。両者スクイズで1点をもぎ取る展開となった。

その後、両者無得点で7回が終了し、大会規定により試合は無死一、二塁から始まるタイブレークに突入する。

開志学園は得点を奪うことができず、迎えた花巻東の攻撃。先頭・盛田美桜の犠打で出塁して走者満塁とし、続く小松が四球を選んで、走者押し出しでサヨナラ勝利を収めた。

投げては公式戦初登板の1年生・佐々木彩花が5回から4イニングを無失点に抑える大健闘。

試合終了とほとんど同時刻に、男子硬式野球部が甲子園出場を決めた花巻東。女子硬式野球部も流れに乗り、決勝まで駒を進められるか注目だ。

次回は昨年度の決勝で敗れた神戸弘陵学園との対戦。リベンジを果たすべく、万全の状態で挑む。

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