2025.07.22

浦和学院 vs 埼玉栄

浦和学院 2-7 埼玉栄

大会4日目、ReFillスタジアムの第二試合は、20日に秀岳館との激闘を1点差で制した埼玉栄が、総力戦で勝利を収めた。

埼玉栄の先発は、秀岳館戦の延長9回途中から登板し、1回無失点に抑えた中島梓沙。マウンド度胸の良さが持ち味の右腕で、初回に先制はされたものの、4回1失点の好投で試合を作った。

1点をリードされて迎えた2回裏の攻撃では、1死から兼子真寿が二塁打で好機を作り、続く桜井美里、岡田若菜、尾澤優那から三者連続の適時打が生まれて逆転に成功した。

次に追加点を挙げたのは5回裏。4番・比留間友香の中安打を皮切りに、押し出し四球や岡田の2本目の適時打でスコアを6-1とした。次の回にも1点を追加し、勝利にまた一歩近づいた。

埼玉栄は5回以降、秋山美桜、橋本かなで、西美咲、佐藤美沙希の継投でリードを守り抜き、決勝トーナメント進出を決めた。24日、丹波市立春日総合運動公園野球場の第一試合で、選抜大会準優勝の履正社と対戦する。

浦和学院は先発・藤原桜空が真夏の厳しい暑さのもと、6回を投げ切った。野手陣は1回に阿部玲央菜の適時打で先制し、最終回にも鈴木美優の中越え三塁打から好機を作り、1点を返したが反撃はここまで。1年生11名で挑んだ最初の夏を終えた浦和学院のさらなる成長に期待がかかる。

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