
広陵9-10x岐阜第一(延長10回)
■岐阜第一・鹿川大翔監督
「もう負けたかと思いました。選手がすごいですね。(タイブレークで3点を先行されたが)『打て打て』という形にしかならないようなところだったのでプランはなかったです。選手たちが本当に勝ちたいという思いを持ってくれましたし、助けられました。(延長10回の山内選手について)選手を信用して打たせようと思いました。本当にすごかったですね。叱ることが多い選手ではあるのですが、今日は褒めてあげたいです。相手もすごく粘り強くて素晴らしいチームでした」
■岐阜第一・山内理子(写真右)
「最初のタイブレークで打席が回ってきたときにそこで決めたかったんですけど、デッドボールだったのでもう一度チャンスが回ってきて決めることができてよかったです。(サヨナラ打の場面は)初球からいい球が来たら打つという意識でいました。今まではチャンスで打てないことも多かったんですけど、あの打席は自信を持って振ることができたので結果につながったと思います。打った瞬間『いったな』という感覚がありました。今日みたいに全員が自分の役割を果たして、全員野球で次も勝っていきたいです」
■岐阜第一・毛利瑠花(写真左)
「勝ててホッとしています。(序盤は)みんなベンチで緊張しまくっていたので、『大丈夫』ってみんなで声掛けをして1点1点粘り強く行けました。(延長9回の同点打は)もう自分が打つしかないという気持ちで、ボール球でも届く球は全部言ってやろうという気持ちで打席に入りました。(決勝トーナメントは)33人全員野球で一戦必勝。目標は優勝ですが、目の前の一戦を大事に勝ち抜いていきたいです」