広島県立佐伯高校 vs 埼玉県立大宮商業高校

広島県立佐伯 3-2 埼玉県立大宮商業

大会3日目、ReFillスタジアムの第2試合は公立高校対決。拮抗した勝負を制したのは佐伯だった。

佐伯が先制点を挙げたのは2回裏。兼平柚の四球、山上莉々歌の安打や松山心華の犠打、北村莉子の四球で1死満塁の好機を作り、相手の牽制の送球ミスの間に2人の走者が帰還した。

4回に同点に追いつかれ、反撃を仕掛けたのは6回表の攻撃。兼平・山上・北村の安打でまたもや1死満塁とし、相手の暴投で勝ち越しに成功した。

投げては先発・髙橋心結が7回76球2失点の熱投で、2日連続の完投勝利。「これまでの成果を一番発揮できた」と試合後に語り、佐伯高校史上初の決勝トーナメント進出の立役者となった。

大宮商業は4回、星川陽菜の内野安打や影山夕実の選んだ四球から好機を作り、相手の失策の間に同点に追いついた。しかし、その後の攻撃で勝ち越すことはできず、悔しい敗退となった。