2025.07.25

履正社 vs 横浜隼人

履正社 4-2 横浜隼人

準々決勝の第3試合は、コツコツと点数を積み重ね、守備でしっかりと粘るチームカラーの履正社と横浜隼人の対戦。1点を争うシーソーゲームを履正社が制し、準決勝進出を決めた。

履正社は1回裏、福井桃亜と釋迦堂愛琴の連打や、原田美月の犠打で1死二、三塁の好機を作り、相手の暴投で1点を先制した。

すると、横浜隼人も2回表に小沼美鈴と横田新奈の連打、高木梨々花の犠打で1死二、三塁とし、相手の失策で1点を返した。前日の試合後に横浜隼人・田村知佳監督が「(履正社は)自分たちとちょっと似たような感じのチーム」と話したように、両校ほとんど同じ展開で点数をもぎ取った。

その後、2回裏に履正社、5回表に横浜隼人がそれぞれ1点を追加し、試合は再び振り出しに戻った。

そして5回裏、履正社の攻撃。橘田恵監督が「昨日めちゃくちゃ素振りをしたんで」と話す、主将の釋迦堂が2死から右安打を放ち、原田美月の安打、相手の失策で1点を勝ち越す。そして、5番の田村小春からも適時打が生まれ、スコアを4-2とした。

投げては今大会初登板の先発・原田が勝ち越しを許さない粘りのピッチング。6回からは、適時打を放った直後の田村小春が登板し、2イニングを無失点に抑えた。橘田監督は、これまでの練習試合での2人の好投を受けて準々決勝で登板させたという。リードした捕手の釋迦堂についても、「いい雰囲気でゲームを作れているので、キャプテンシーに感謝です」と評価した。

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