
履正社 10-3 埼玉栄(6回コールド)
■履正社・橘田恵監督
「(埼玉栄は)実は今年1年、練習試合を1番多くさせてもらっていた相手でした。うちのグラウンドに春も、夏前にも来てくださった。なので、そういう部分ではすごく相手のことがわかっていました。それは向こうも同じですけど、私としては見たことのあるチームとの方がやりやすい。その中で、とにかく1点ずつ、丁寧にやっていこうっていうとこ伝えて、今日は田村(小春)さんが頑張ってくれました。彼女の活躍に尽きますね。みんなバットを振れていましたけど、田村が予想以上に活躍してくれました(投手陣は)梅林(音羽)は中2日で、どこまで持つかなと思っていました。何とか苦しみながらも本人の宣言通りに3回まで何とか抑えてくれた。後ろのピッチャーも準備はしていましたし、打線が点を取っていたので気持ちも楽に投げられたのかなと思います。2番手の松村(瞳子)は点を取られましたけど、次のエースになってもらわないと困る選手ですし、彼女自身のことを考えると、最後に三振を取って次に繋げたのは良かったと思います。(次戦へ向けて)どっちが勝ち上がって来ても、めちゃくちゃ知っている相手。私たちは今日の第1試合なので、まずは早く帰って、しっかりと休んで明日に備えたいです」
■履正社・福井桃亜(写真中央)
「投手陣がすごい苦しいマウンドだったと思うんですけど、それでもすごくいいピッチングしてくれて、流れを持って来てくれたので、そこからいい攻撃につなげられたと思います。点を取られた後もちゃんと取り返すことはできたところが、すごく良かったです。(1番打者として2安打2打点)1打席目、2打席とフライを打って凡退してしまっていたんですけど、そこでシュンとならず、周りが打っていたので自分も頑張ろうと思って、3打席目からしっかりと修正して打っていけたので良かったです」
■履正社・原田美月(写真右)
「(3番打者として2安打2打点)2本目のタイムリーはちょっとサイン通りにできなかったんですけど、3回の1本目のタイムリーはインコースを思いっ切り打ちにいけて、ちょっと詰まったんですけどよく伸びてくれたと思います。打線全体として、とにかく出塁すること、進塁させることを意識してやっていて、どの打順からでも点を取れる状態になっていると思います。(次戦へ向けて)今日、自分は守備で迷惑をかけてしまったので、明日はしっかりと打つ方でも守る方でも、どちらでも貢献できるように頑張りたいと思います」
■履正社・田村小春(写真左)
「(3安打2打点の活躍に)この大会、1回戦、2回戦では自分の思うような攻撃とか守備ができなくて、チームに貢献することができなかったんですけど、今日は初回の第1打席から仲間が繋いでくれて自分にチャンスが来たので、そこでいい結果を残すことができて良かったです。(チーム全体としては?)ミスもたくさんあったんですけど、それをカバーするような守備もあったし、バッティングでもみんなが繋いで大量得点を取れたのは良かったです。(次戦へ向けて)今日みたいに、ピッチングでも自分が抑えるんだっていう気持ちを持って、攻撃でも自分が打ってチャンスを広げたり、チャンスをものにできるように頑張りたいと思います」