2025.07.19

大宮商業 vs 滋賀短期大学附属

大宮商業 7-4 滋賀短期大学附属

終盤に見せたつながる野球で大宮商業が7-4で滋賀短期大学附属に勝利し、全国大会初勝利を飾った。

初回から投手陣が制球に苦しみ、四死球で走者を背負う苦しい立ち上がり。守備でも失策が重なり、思うようにリズムをつかめなかった。それでも、内迫博紀監督が「全国大会初勝利に向けて、みんなが我慢して最小失点で乗り切ることができた」と振り返るように、試合中に立て直しを図り、徐々に流れを引き戻していった。

5-4と1点差に迫られた6回裏、ようやく打線がかみ合う。先頭は倒れたが、小松もこの四球と、鈴木里桜の中安打で一、二塁とすると、2死から小原那心がライトの頭上を破る適時打で貴重な追加。さらに伊藤明衣の適時打でもう1点を加え、突き放した。

最終回は、4回途中からマウンドに上がった竹中杏里が、最後の打者を一飛に打ち取り、試合終了。

滋賀短期大学附属も粘り強く食らいついたが、あと1本が出ず、初戦突破はならなかった。

大宮商業は待望の全国大会初勝利。苦しい展開の中での集中力を切らさず、勝利をたぐり寄せた。

 

 

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