
姫路別所 0-22 浦和学院
投打がかみ合った浦和学院が22-0で姫路別所に5回コールド勝ちを収めた。
2025年4月に創部された浦和学院にとって、これが初めてのトーナメント戦。高田涼太監督が「ピッチャーの藤原中心に守備からリズムを目標にしていました」と語るように、自信を持ってマウンドを託したのは藤原桜空。「ゾーンを狙いながらあまい球がいかないようにということだけを意識していました」と振り返る藤原は、5回を投げて2安打11奪三振無失点と完璧な内容で、監督の期待に応えた。
打線も初回からつながりを見せた。1番・吉田ゆらの右中間を破る二塁打を口火に、榎本惟花、阿部玲央菜、田沼愛理に適時打が飛び出し、この回一挙5点を奪った。3回には藤原、田沼の適時打で3点、4回に9点、5回にも5点を加え、計22点を挙げて試合を決定づけた。
一方の姫路別所も、5回裏に北垣湖都寧がライト頭上を破る二塁打でチャンスを作るも、あと1本が出ず初戦敗退となった。