
クラーク 6-8 福知山成美
■福知山成美・長野恵利子監督
「クラークさんはずっとコールド勝ちで来ていたので、点の取り合いになるかなと思っていました。4点取られた時はベンチが沈んだんですけど、まだ回は浅かったので、その後に選手が執念で打ってくれました。下田がキーとなってくれて、打ち取られているけどもエラーを誘うような打球を打ってくれたので、今日の勝利の女神です。(相手の3人での継投)マネージャーが暑い中、淡路でデータを取ってくれていたので、それを共有していました。
(勝ち越し打の新谷)最初は打たないといけないという使命感から力んでいたんですけど。責任感が強い子なので。「楽に行け」と声をかけて、(適時打が出てからは)ホッとして涙ぐんでいました。みんなよくやってくれました。試合に出ていないベンチの子たちがしっかり鼓舞してくれていたので、そこも良かったですね。最後にキャプテンがしっかり締めて、それぞれの役割を果たしてくれたと思います。男子野球部や先生方、地元の方の声援も後押しになりました。感謝しています。
(準決勝・履正社戦)本当にやるのが嫌な相手です。ピッチャー次第だと思うので、要所をしっかり抑えていって、打線で打ち勝ちたいと思います」
■福知山成美・新谷早琴(写真左)
「(上級生と下級生がペアを組む、パートナーの真田まりやについて)自分を先輩だと思っていないぐらいちょっかいをかけてくるんですけど、こいつのために頑張れるので、可愛い後輩です。
打席に入った後は、とにかくボールに反応するだけ。自分とピッチャーの戦いで打ち返すことができたと思います。(打撃の調子)自分は落ちたり上がったりする人で、安定感はあまりないですが、最後の最後はやってきたことを信じる気持ちかなと思います。教えてくださっている指導者さんの顔もベンチで見つつ、頑張りました。(涙ぐむ場面)みんなの笑顔の種になれたことが嬉しかったし、プレッシャーを感じてしまっていて、いい方向に持っていけて良かったです。解放されて涙が出てしまいました。みんなで勝てたことが良かったと思うので、これからもベンチやスタンドも全員で勝ち進んでいきたいです」
■福知山成美・真田まりや(写真右)
「(パートナーの新谷について)めっちゃいい先輩です。(木戸)衣緒里の調子があまりよくなかったので、自分が絶対に抑えてやる気持ちでした。(昨日の7回完封から連投)肩が張っていたけど、アドレナリンで投げました。カーブが決まって良かったです。いろんな人がチームを盛り上げてくれて、いい雰囲気でした。履正社戦に勝って、甲子園に行きたいです」