2025.07.27

【準決勝】履正社 vs 福知山成美:試合後インタビュー

履正社 2-6 福知山成美

■福知山成美・長野恵利子監督

「(履正社には)ずっと勝てなかったので、勝てて良かったです。2年生エースの木戸には「バックに頼もしい3年生がいるから、それを信じて投げろ」と伝えました。我慢して1球1球投げてくれましたね。そして、3点先制できて気持ちにも余裕ができました。ユースも春もとても悔しい思いをして、打撃にさらに磨きをかけようと振り込んできた成果だと思います。力があるので、「大きいのを打ってやる」「頭を越してやる」という気持ちを捨てて、強いライナーを打つことや逆方向に打つことを徹底させてきました。(決勝の相手・岐阜第一は)力を持っていますし、粘り強いチームなのでそう甘くないと思います。ピッチャーはしっかりと調整をして、打撃はもういっちょ。甲子園で「ここまでスイングできるんだよ」という姿を見せたいと思います」

■福知山成美・浮ヶ谷千夏(写真左)

「今日は長打を打てて良かったです。たくさん数をこなしてきたので、自信を持って振ることができました。(先発・木戸は)変化球のコントロールがいいし、ストレートにもキレがあるので、両方使えるような配球にしました。(4番・新谷と5番・南は)チャンスでしっかり打ってくれる、頼りになる先輩です。自分が不調の時には相談に乗ってもらうこともあります。3年生と日本一になれるように頑張ります」

■福知山成美・青山和暖(写真中央)※主将

「ずっと野球を始めた頃から甲子園に立ちたかったので、みんなで甲子園に行くことができて嬉しいです。今日は自分の結果があまり出なかったですが、チームが勝つために切り替えて引っ張ってきました。そして、監督さんからの言葉がいちばん支えになっていて、「頑張ろう」という気持ちになります。(履正社の主将・釋迦堂愛琴より、つくば国際大高から受け継ぐお守りを受け取る)「絶対に勝って、日本一を獲ってきてください」という言葉を預かりました。(決勝の展望)2年生バッテリーが中心ですが、3年生がバックで支えてあげて、打ち勝って優勝したいと思います」

■福知山成美・木戸衣緒理(写真右)

「今日は粘り強く投げることができました。バックの3年生が頼もしかったです。途中からは腕の振りが遅くなって、球にキレがなくなってきたので、変化球中心に切り替えました。(同じく2年生の真田は)安定感があって、コントロールも良くて、打たせて取るピッチングができる選手です。(甲子園での登板)ワクワクが強いです。マウンド上でアウトカウントを確認する自分の姿が想像できます。自分のピッチングで優勝を導けるように頑張ります」

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