
静清高校 2x-1 島根中央高校
■静清高校・藪﨑雄大監督
「当初から守りを固めるという形を選手たちには伝えてきました。とにかく3回を打てなくてもしっかり守ろうとやってきたので、今日もよく我慢できました。(同点にされた直後に走者をアウトにした場面は)あそこで暴投したりとか勝負の分かれ目になるけれど、冷静にやってくれました。ミスが多い方が負けるゲームなので、ミスを減らそうとやってきているので教えた通りやってくれました。(成岡投手は)この一か月でものすごく成長して、本当に自信を持って投げられるようになったのが大きいです。よく投げてくれました。(サヨナラ打の中尾選手は)元々は上位を打てる子なので、やってくれるんじゃないかと思っていました」
■静清高校・成岡妃紗良(写真左)
「自分のミスからピンチを作ってしまって焦りがあったんですけど、野手とかベンチからも『大丈夫』とか声をかけてもらいました。自分たちにとって最後の大会なので、みんなと長く野球をしたいという気持ちが全員あったから、粘り強く戦えて最後に勝ち越せたと思います。最初は力んで甘く入ってしまったんですけど、春の大会が終わってから投げ方や球種など変えた部分がちゃんと結果として出ました。(今後に向けて)マウンドで、野手を引っ張るような責任感を持った投球ができたらいいなと思います」
■静清高校・中尾友紗希(写真右)
「春の大会でなかなか結果が出ずチームに貢献できなかったのですが、3年生の最後の大会では、一つでも多く3年生と試合ができるようにという気持ちで打席に立ちました。たくさん声をかけてもらいましたし、妃紗良さんが粘り強く抑えてくれたので、最後は強い気持ちで打席に立ちました。自分の一番いいスイングをすることができて、絶対にセンターを抜けてくれると思いました。(今後に向けて)最後の大会でも試合に出られていない3年生がいる中で2年生で出してもらっているので、その責任感を持つこと。最後の一球まで絶対にあきらめずに笑顔で、また次もチャンスの場面で打てるように頑張りたいです」