
蒼開 2-1 佐久長聖
最終回に逆転した蒼開が2-1で佐久長聖に劇的勝利を収めた。
蒼開の方城歩と佐久長聖の日野心愛、両先発投手がテンポよく投げ合い、スコアボードには0が並んだ。
試合が動いたのは6回、佐久長聖が押し出し四球で先制に成功する。
0-1で迎えた7回裏、蒼開は先頭の中嶌心桜が安打で出塁。続く上田千咲都が犠打を決め、得点圏に走者を進めた。その後の場面、「チームのために必死にコツコツ頑張る子で、とにかく調子良くても悪くてもひたむきに努力を続けられる子なので託そうと思って」と井手麻由佳監督が送り出したのは代打・星子莉沙菜。2ストライクと追い込まれながらも、しぶとくセンター前に運び土壇場で値千金の同点打を放った。
流れは止まらず、続く立石陽愛も安打でつなぎ、最後は保田希果がライト前に運んでサヨナラ勝利を決めた。