2025.07.21

神戸弘陵vs成美学園:試合後インタビュー

神戸弘陵12-1成美学園(5回コールド)

■神戸弘陵・石原康司監督
「うまく相手のピッチャーの甘い球を見逃さずに、相手の守りも深かったけれどもきっちり転がして、間を抜いて点数を重ねていったのでうまかったと思います。ピッチャーが代わってからの対応がちょっと悪いところも見受けられましたが、修正をしてくれたのでスクイズとか2点追加してくれましたし、よく走ってくれたと思います。今年のスローガンは『』(げこくじょう)という言葉を子供たちが決めたんですけど、自分たちはずば抜けているわけじゃないと捉えています。下剋上の気持ちでやらないと何があるか分からないという、謙虚な気持ちで勝てました。だからチームの雰囲気とかはいいですし、メンバーは変えましたがそん色ない子たちばかりなんです。今年は『ベンチの中、あるいはスタンドの者もひっくるめて勝たせていくようなチームであってほしい』とよく言っています。レギュラーがうまいから、力があるから勝つんじゃない。チームはそういうものではない、高校野球はそういうものではないということを今日も伝えます」

■神戸弘陵・山本詠主将(写真右)
「3年生にとっては最後の大会で、試合前から少し緊張感があったのですが、初回にいい感じにヒットでつないで大量得点できたことで余裕も生まれました。無得点の回もありましたが、追加点も取れましたし普段出ていない子も出たのですごくいいスタートが切れました。(先制打の場面は)最後の夏なので1打席も後悔したくないなと思うので、とにかく楽しむこと。常に笑顔でやった結果が先制に繋がったのかなと思います。キャプテンでキャッチャーなので、周りからも表情や態度を見られていると思うので、姿勢とかそういうところからチームを引っ張って、4連覇を取りに行きたいなと思います」

■神戸弘陵・早川星佳(写真左)
「去年は初戦がタイブレークで結構ギリギリだったので、みんな緊張していたんですけど、試合になったらいつも通りの野球ができて、いい感じにつないで点が取れてよかったです。(1打席目は)ファーストストライクからどんどん振っていこうという気持ちで立って、その通りしっかり打てたので楽しんで打てました。目の前の相手に合わせずに、どんな相手でも弘陵らしい野球ができたらいいなと思います」

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