2025.07.22

履正社 vs 日本ウェルネス

履正社 9-3 日本ウェルネス

大会4日目、ReFillスタジアムの第一試合は、コツコツと得点を積み重ねた履正社が日本ウェルネスに勝利した。

初回の攻撃では先頭・福井桃亜が四球を選び、好調の原田美月の安打などで1死二、三塁の好機を作る。そして、4番起用の佐藤かなえの適時打で走者2人が帰還して先制した。

2回には今大会初出場の片出京花から二塁打が飛び出し、藤原沙羽の犠打、髙倉美優のスクイズで手堅く1点を追加した。

3-3のスコアで迎えた4回の攻撃。先頭が四球で出塁し、またもや犠打で走者を進めて、9番・髙倉のスクイズと1番・福井の適時二塁打ですぐに2点を返した。

先発の釣舩葵は2回に3失点こそしたものの、ストライク先行の落ち着いた投球ですぐに立て直す。3回以降は2イニング連続で三者凡退に仕留め、流れを相手に渡さなかった。

履正社は5回に相手を突き放す。松口菜々子や藤原沙羽の適時打、髙倉のこの日2つ目のスクイズで4点を追加した。その後のリードした展開でも、コツコツ地道に走者を進める姿勢を崩さなかった。

5回途中から先発の釣舩に代えて、遠山彩夏、松村瞳子、芝原葉奈、田村小春の4名が登板。橘田恵監督が『日本一多彩な投手陣』と称する選手たちが躍動し、最後まで追加点を許さずに決勝トーナメント進出を決めた。

対する日本ウェルネスは2回の攻撃で茂呂美寿妃、飯作夏梨、加藤風雅の安打や、杉山凛と仲里美海のスクイズで同点に追いついた。試合全体を通じて高い攻撃力が目立ったが、その後に追加点を上げることはできなかった。

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