
前橋 2-10 神戸国際大附属
本日、開幕を迎えた第29回全国高等学校女子野球選手権大会。
単独チームとして初出場を果たした前橋高校と神戸国際大附属高校による開幕試合は、14安打10得点で神戸国際大附属高校が制した。
神戸国際大附属高の攻撃陣は初回から繋がりを見せる。まず塩川美桜の二塁打、藤本ひかりの安打で1死二、三塁とすると、蓑田茉央が2点タイムリーを放ち先制。さらに福岡心愛にもタイムリーが飛び出し、3対0と先行する。その後2回には塩川、3回は福岡にタイムリーが生まれて6対0とリードを広げる。
その直後、前橋高校は宮﨑葵の内野安打を足掛かりにチャンスを広げると、吉村咲來のタイムリー二塁打で1点を返す。さらに4回には田中絢萌が三塁打を放つと、新木亨菜のタイムリーで6対2と点差を詰める。
だが神戸国際大附属高校打線が終盤に追加点を挙げ、10対2と突き放す。投げては4回途中から救援した碇武はぐが前橋高校打線を完璧に抑えて反撃を封じ、最終7回は塩川が三者凡退に封じて勝利した。