2024.07.20
惺山高等学校 vs 福知山成美高等学校:試合後インタビュー
惺山高等学校1-8福知山成美高等学校
■福知山成美・長野恵利子監督
「(先発の飯島投手は)いつも3番手であったり、なかなか自分の思うようなピッチングができなかったんですけど、春が終わってエースを取りに行けというところでBチームのエースを経験させてきました。その経験が大きくて自覚も出てきました。立ち上がりは課題ですが、今いるピッチャーの中で一番ゲームを作れる彼女なので、 初回の1点は想定内でした。攻撃陣は緊張からか、1、2番にいつもの力が出て出なかった。これが開幕戦だな、初戦だなと感じましたね。(5回の代打・松本選手は)練習試合で色々シミュレーションはしてきましたし、練習試合でも結果を出してきました。こういう大会の雰囲気で、もっともっとしんどい試合もあると思いますが、最後の追い上げのところは本来の攻撃の仕方なので、それができるのだからこれを自分の形で整理して、また次に挑もうっていうことを伝えたいです」
■福知山成美・飯島瑠菜(写真右)
「大きい大会で初めて背番号1桁をもらうことができて、チームを引っ張っていかないといけないっていう気持ちで大会に入りました。でも野手も自分を支えてくれたっていう思いもあったので、絶対に自分が日本一に連れてくっていう気持ちで今日はマウンドに立ちました。先発って言われていたので、みんなが声をかけてくれたからこそ今日は抑えることができました。良かったところは、点を取られてもその後にしっかり自分のピッチングができたことと、自分はストレートがあんまり得意じゃなくて、変化球中心で今まで投げてたんですけど、今日はどっちも良かったので自分らしいピッチングができたところです」
■福知山成美・齋田樹莉愛(写真左)
「自分もこういう大きな公式戦っていうのは初めての舞台で、スタメンを任されて出たからにはやるしかないと思って。チームとしても全国的にそこまで上手い人の集まりっていうわけではなく、下手なりに自分たちの力をも持っている力を全力で出し切ることが 勝つことへの1番の近道だと思っていたので、どの相手でも、自分も含めて全員がとにかく持っている力を全力で出すことだけを思って挑みました。(1打席目のタイムリーは)初回の点はバッテリーの責任だと思ってたので、飯島はピッチャーで頑張ってくれてる分、自分が打つしかないと思って、とにかく何としてでも点を入れようという気持ちで打席に立ちました。周りが飯島にすごく声をかけて緊張をほぐしてくれたので、徐々にその飯島の良さが出ていったのがすごく良かったと思います。自分にできることをとにかくやって、目の前の相手だけを見て泥臭くがむしゃらにやっていきたいと思います」