COLUMN

大会コラム

2024.07.21

学校法人石川高等学校 vs 弘前学院聖愛高等学校

学法石川 5-4 弘前学院聖愛

 

福島県・学法石川が青森県・弘前学院聖愛との東北勢対決を逆転で制し初戦を突破した。

先発のエース左腕・平山楓梨が初回に2つのボークが絡み2点を失う苦しい立ち上がりをみせるも、打線が2回に2本の安打と四球で2死満塁とし、6番・鶴見星空が押し出し四球を選び1点を返すと、7番・坂本真唯のサードへの強烈な打球は相手のエラーを誘い同点に追いつく。

 

しかし平山が直後の4回に連打と死球で無死満塁のピンチを背負うと、スクイズを決められ勝ち越される。さらにエラーもありこの回2失点で2-4。

 

反撃したい打線は5回にスクイズで1点差に迫ると、代打攻勢を仕掛け、2死満塁から代打・千田結愛が押し出し四球を選び同点。さらに6回には2つの四球と内野安打で2死満塁の好機を作り、7番・坂本がショートへの適時内野安打で5-4とついにこの試合初めてリードする。

 

投げては6回からリリーフした2番手右腕・和気陽ノ花が2回無失点に抑える好投で逆転勝利に導いた。

一方、敗れた弘前学院聖愛は相手のミスやスクイズで4点を奪うも、投手陣が2つの押し出し四球など10四球と乱調。反撃をなんとか同点までにとどめていたが、終盤に力尽きた。

他のコラムを見る
他のコラムを見る