COLUMN

履正社４-２神戸国際大付

 

■履正社・橘田恵監督

「（先発の）堀も悪くなかったんですけど、コントロールが良いだけに絞られてきれいに当てられてしまった。相手さんがすごく堀のことを分析して臨まれたというのがわかったので、こちらとしてはすぐに切り替えました。チームの投手力に助けられました。（２番手で好救援した岸野投手の投球について）たまたま近い練習試合の無死満塁の場面で岸野が投げたことがあったので、岸野ならやってくれると思っていた。彼女には負担をかけたと感じましたけど、よく耐えてくれました。（打線も先制された直後に逆転）練習試合では関がなかなか打てていなかったので打順を下げたんですけど、今日は良いタイミングで関に回っていたのでよかったです。

 

■履正社・岸野彩葉（写真左）

「（初回からピンチで救援登板）これまでの練習試合で同じような場面を経験させていただいていた。今大会の自分のモットーが『バックを信じて打たせて取る』だったので、その気持ちで投げました。（交代の際のやりとりは）代わるときに、堀が笑顔で『頑張れ』と言ってくれたので、自分も自信を持って投げることができました。（救援登板の際に心がけていることは）リリーフで出るときは、最初のピッチャーがつないでくれた流れを止めないようにしています。（次戦に向けて）チーム５９人全員で、一戦一戦勝てるように全力で挑みます。

 

■履正社・関思音（写真右）

「（２回に同点タイムリー）とにかくリラックスして、チームのためにということだけを考えて打席に入りました。チームのために打てたのが本当にうれしかったです。（大会前に調子を落としていたと聞いたが）本当にあまりよくなくて、でも大会前に『今までやってきたことを信じてやれ』という言葉をいただいていたので、その言葉のおかげで気持ちよく、楽に臨めました」