COLUMN

大会コラム

2024.07.26

クラーク記念国際高等学校 vs 履正社高等学校:試合後インタビュー

クラーク記念国際高等学校1-2x履正社高等学校(延長9回サヨナラ)

■履正社・橘田恵監督

「今日はもうとにかく選手がやってくれたっていう、その一言につきます。この初戦も昨日の試合も、機動力もあるのでいつもすごくサクッと入るんですが、今日はなかなか入らなくて。固さもあるし疲れもあるのかなと思うんですけど、そうするとプレッシャーが自ずと選手にかかってしまったかなっていう風には感じてます。今日は堀が行けるところまで行って、その間に点数を取りたいと思っていました。右田も1点で次に交代というのは伝えてたんですけど、右田が思いの外素晴らしいピッチングで全員で感動しました。右田は全ての球種でしっかりストライクが入っていたので、いきなり成長したなと。あとはバント処理が苦手なんですけど、まさかのあの体勢から三塁に投げると思ってなかったので、3年間ノックでバント処理の練習を毎日しててよかったなって。(次戦も)全員で全力投球で頑張るしかないんじゃないかなと思います。(次戦に向けて)子供たちが決めた今年のスローガンが“No Limits!!”なので、今日も『最後まで諦めた方が負けやで』っていう話をして。今日はその言葉に私が救われたかなっていう気持ちはするので、後は笑顔でとにかく一生懸命アウトを取って、しっかり打っていくことだけかなと思います」

 

■履正社・右田愛(写真左)

「みんなのおかげで勝てたんで、めっちゃ嬉しいです。(今日のよかったところは)自分のピッチングはあんまり。みんなが色々声をかけてくれたり、守ってくれたおかげで勝てたと思います。(2度のバント処理で三塁封殺。元々得意?)いえ、全然。でもみんなが事前の確認をちゃんとやってくれたので、自信を持って投げることができました。(息詰まる投手戦に)ドキドキだったんですけど、守備に行くときにみんなから『後ろ守ってるから』って声をかけてもらって安心したので、自信を持って投げました。(次戦に向けて)もう勝つことは絶対なんですけど、甲子園でプレーするために全員が一球一球諦めずに食らいついてプレーしていきたいなと思います」

 

■履正社・・関思音(写真右)

「本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。ほっとしました。(サヨナラの場面は)アウトになれば試合終了なんですけど、もし自分が繋げば同点でまた繋げられますし、チャンスなんじゃない? と思って、ちゃんとプラスで打席に入ることを考えました。あとは春の選抜で最終バッターだったので、絶対に夏も最終では終わらないぞって思ったので、強い気持ちで打席に入りました。来た球を全力で打ちに行こう、チームのために繋ごうと考えてみました。打席に入る前にベンチを見たら、誰もあきらめてなくて。『こんな仲間がいるんや』と改めて思って。ちゃんと仲間の顔を見て打席に入れたのでよかったです。(次戦に向けて)勝つことがもちろん大事なんですけど、仲間と野球ができることとか、この試合で改めて感じたので、仲間と最後まで絶対に勝ちに行きたいなって思います」

 

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