COLUMN

東海大学付属静岡翔洋高等学校0-8花巻東高等学校

 

■花巻東・沼田尚志監督

「相手はすごくいいチームなので覚悟を決めてやろうって。練習試合でも負けているし、向こうもうちのことを知ってるし。『お前たちもやってればわかるよね』って。普段以上の力を出してくれたので最高ですね。（打線も）繋がって、1点ずつジャブ、ジャブ、と行けて。3点じゃ苦しいなって時に5点取ってくれてね、あれがやっぱり大きかったですね。集中力がすごかったです。（千葉投手は）制球がよかったです。普段はちょっと緊張しいなんで、立ち上がりがちょっとやっぱり心配だったんですけど、 『覚悟できてるか？』って聞いたら『大丈夫です』って素直な笑顔だった。引きつった笑顔じゃなかったので、今日は行けるかもしれないと勝手に思っていました。決勝はこれに満足することなく甲子園できるという喜びと、あとはまだ優勝したことがないので、そのプレッシャーはかかると思いますけども、もうここまで来たら当たってくだけろでやるしかないなと思っています」

 

■花巻東・千葉穂乃果（写真右）
「いつもより元気があって、ベンチも守ってる人たちも元気があって、その波に自分も乗れた感じがして1安打で抑えられたのがすごく嬉しかったです。今日はみんなを甲子園に連れて行けたらなって思っていました。（相手打線は）打ってくるけど、守備が守ってくれるっていう気持ちを持ちながら、とりあえずストライクを入れていくことを考えながら投げていました。ストレートが走ってたのと、あと自分のも変化球の持ち球を決められていたのがよかったところだと思います。（7回にヒットを打たれたが）もう勝てればいいという気持ちだったので、ヒットは打たれてもしょうがないとは思いました。（決勝戦では）全力で楽しんで、残すは監督さんを日本一にさせてあげることなので、それを叶えるために頑張りたいと思います」

 

■花巻東・三浦葉月（写真左）
「1人1人のバッティングが結構よくて繋がるバッティングがすごくできていたので、（千葉）ほのかさんも支えられたんじゃないかなと思います。（2点目のタイムリーは）前の打席でランナーが三塁にいたのに返せなくて、次の打席ではこういう場面あったら絶対返してやるっていう気持ちを持って打席に立って、初球を狙って打ちました。バッティングの状態は昨日少し悪かったんですけど、今日はちょっと上がってきました。今までやってきたことを全部出し切って、最後は日本一を獲るだけなので、そこに向かって頑張りたいです」