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大会コラム

2024.07.28

【準決勝】東海大学付属静岡翔洋高等学校 vs 花巻東高等学校

甲子園への切符をかけた一戦を花巻東が8対0で東海大静岡翔洋に勝利し、初の決勝進出を決めた。

花巻東・千葉穂乃果、東海大静岡翔洋・石野七星の投げ合いで始まったこの試合。序盤から花巻東打線が繋がりを見せる。2回、先頭の天久花音がヒットで出塁すると犠打で二塁に進む。続く尾形ハルがヒットでチャンスを広げると、小川夢乃のスクイズで1点を先制する。

2回は内野安打で出塁の佐々木秋羽を三塁に置き、三浦葉月のタイムリーで2対0とする。3回にも加点した攻撃陣は7回に猛攻を仕掛ける。敵失で4点目を奪うと、1死二、三塁として天久の2点タイムリー二塁打で加点すると、尾形ハルのランニング2ランが飛び出してこの回一挙5得点。8対0と大きく突き放した。

千葉は6回まで無安打の快投を続けていたが、7回先頭打者にヒットを許してしまう。記録が途絶えたが気を落とすことなくピッチングを続け、後続を断って1安打完封勝利。試合終了の瞬間には喜びを爆発させた。

敗れた東海大静岡翔洋は春に次ぐ決勝進出を狙ったが、前試合完封勝利を収めた石野が序盤から花巻東打線に捕まり、追いかける展開に。それでも各回を最少失点でしのぎ6回からは垣崎瑠依が救援。代わったイニングこそ無失点に抑えたが、7回に5失点と勢いを止められず。

攻撃陣も7回に川満芽衣がヒットを放ち、一矢を報いるに留まった。

 

 

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