COLUMN

大会コラム

2024.08.03

【決勝】神戸弘陵学園高等学校 vs 花巻東高等学校:試合後インタビュー

神戸弘陵学園高等学校3-0花巻東高等学校

 

■神戸弘陵・石原康司監督

「苦しい戦いが多かったので、よくやったなと思います。阿部が5月くらいから急成長してくれたのが大きかったです。(無失点、無失策での優勝について)ピッチャーが無駄な四球なくリズムよく投げてくれて、ポジショニング良く守ったと思います。今日もゲッツーを取ったり、難しいショートゴロをアウトにしたり、随所で成長を見せてくれたと思います。(今日の試合は)苦しい展開になると思っていました。だから先取点を取りたいと思っていました。2点目を取れたのが大きかったですね。(今後は)阿部以外のピッチャーを育てて、とにかく守りを中心に目標にされるような強い弘陵でいたいなと思います」

 

■神戸弘陵・田垣朔來羽主将

「(2年連続春夏連覇は)大きな目標にしていたので、それを叶えることができたのはすごく嬉しいです。(甲子園は)景色も違いますし、観戦されている人数も違うので、凄く楽しくて、やりがいのある場所です。この大会は無失点、無失策で、ピッチャーを中心に守り勝つ野球ができているから勝ちに繋がっていると思います。(阿部の投球について)信頼できる2年生なので、しっかり良さを引き出してピッチングをしてもらえたと思います。(後輩に向けて)ユース大会は自分たちは負けているので、その悔しさをバネにして、必ず日本一を取ってもらいたいです」

 

■神戸弘陵・伊藤まこと

「(優勝の瞬間は)幸せでした。嬉しかったです。自分が投げるところまで繋いでくれた仲間には感謝ですし、ベンチの中でもフィールドの中でも頑張ってくれた子たちに感謝したいと思います」

 

■神戸弘陵・小池美結

「チームのために貢献できたら良いなという思いでプレーしていました。得意の守備で良いプレーができたので良かったです。目標にしていた舞台だったので、緊張もしましたけど、楽しめたと思います。これからも目標を持って頑張っていきたいです」

 

■神戸弘陵・阿部さくら

「ずっと憧れてきた舞台で投げることができて凄く嬉しかったです。ずっと無失点で来ていて、今日もピンチの場面もあったんですけど、しっかり無失点で切ることができて良かったです。周りの守備に助けられた部分もありますし、キャッチャーの要求通りに投げることができました。(味方の守備は)どこに飛んでも安心感があって、凄く投げやすかったです。来年は今年の経験を活かして、レベルアップできたらと思います。来年は三冠獲れるように頑張りたいです」

 

■神戸弘陵・矢島莉々果

「(6回表のタイムリーは)少し不安もあったんですけど、今までたくさん打ってきたので、それを自信にして、『絶対に打ってやろう!』という気持ちで打ちました。自分の前も後ろも先輩がいるので、安心感がある中で楽に打つことができました。少しフライになって危なかったんですけど、落ちてくれたので良かったです。この経験を活かして、チームを引っ張っていけるような選手になりたいです」

 

■花巻東・沼田尚志監督

「楽しませて頂きました。よく選手たちは頑張ってくれているなと思って、逞しく思いました。(千葉は)普段の力を出してくれました。(男子硬式野球部の応援は)あれが一番心強かったですね。(神戸弘陵は)全て強かったですね。ピッチャーも守りも全て良いし、バッティングもしっかり捉えられていましたし、全てにおいて素晴らしいチームです。ここに連れてきてもらって、生徒には感謝しかありません。今日、頂点の素晴らしいチームを見ましたので、しっかり追いつけ、追い越せでこれから準備していきたいと思います」

 

■花巻東・佐々木秋羽主将

「色んな苦しい思いをしてきたんですけど、仲間を信じてここまでやってこれて、甲子園でプレーできたのがとても嬉しくて、みんなに感謝を伝えたいです。大谷翔平選手や菊池雄星選手が着ていた同じユニフォームで女子が初めて甲子園で野球ができたのは自分たちにとっても誇りですし、自信を持って岩手に帰りたいです。昨年のユース大会と選抜大会は神戸弘陵さんに負けてしまって三度目の正直ということで、優勝しようと思っていたんですけど、やっぱりその壁は高かったです。でも、みんなで野球をやってここまで来れたので、悔いはないです。あまり自分の結果は残せなかったですけど、自分のスイングができましたし、自分の持ち味も出せたので、悔いはないです」

 

■花巻東・千葉穂乃果

「序盤はすごく緊張していて、腕も振れていない部分もあったんですけど、キャッチャーの平尾が笑顔にさせてくれるリードをしてくれたので、気を楽にして投げることができました。みんながここまで連れてきてくれたマウンドで先発させてもらえたのは凄く嬉しく思います。悔いはないです」

 

■花巻東・平尾美空乃

「悔しい気持ちでいっぱいなんですけど、甲子園という舞台でやらせてもらえて凄く楽しかったです。後輩たちには監督さんを日本一にさせてあげてほしいと思いました。男子硬式野球部さんたちが来てくれて、その応援があって、自分もヒットを打てた部分があります。(甲子園で野球ができるのは)人生に一度あるかないかなので、凄く楽しかったです」

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