2024.07.21
札幌新陽高等学校 vs 沖縄県立南部商業高等学校
札幌新陽 2-3 南部商業
沖縄県・南部商業が北海道・札幌新陽を下し、初戦を突破した。
初回に先頭の親川愛花が四球、相手の暴投で二塁へ進むと、2番・島袋愛梨の犠打が相手の悪送球を誘い先制。さらに4番・城間陽也のスクイズで2点目を奪う。
先発の喜納佑海は2回に1死三塁のピンチを切り抜けるも、2回に連続四死球、犠打で1死二、三塁のピンチを招くと、相手3番・小山桃桜に左前適時打を浴び2-2の同点にされる。
しかし直後の3回の攻撃で3番・喜納がライトへの三塁打で出塁すると、チーム唯一の3年生の4番・城間がライト前へ勝ち越し適時打を放ち3-2。その後は喜納が最終7回にボークなどもあり1死二、三塁のピンチを背負うも、相手の中軸を抑えて2失点完投で勝利に導いた。
一方、敗れた札幌新陽は3回に同点に追いつき、その後も連打で満塁の好機をみせたが、あと一本出ず。最終7回には、1死二、三塁と一打逆転の場面もあったがここもあと一本が出ず。また先発の向井世凪は4回以降は得点与えず3安打完投とチームをけん引したが勝利にはつながらなかった。