COLUMN

大会コラム

2024.07.21

啓明学館高等学校 vs 秀岳館高等学校

終盤に打線がつながった秀岳館が7対0で啓明学館に6回コールド勝ちを収めた。

秀岳館は初回、3連続四球で満塁とすると、押し出し死球で先制する。

5回、ヒットと2四球で満塁とすると、北里果音がフルカウントから押し出し四球を選び、2点目を奪う。

6回は先頭の松永みゆきがヒットで出塁すると、冨永萌々香のタイムリーで3点目。代打・松本芽生もヒットでつなぐと、玉垣菜摘のランニング3ランなどで7対0と突き放し、コールド勝ちを決めた。

投げては先発・三好紗加が危なげないピッチングでイニングを重ね、5回2安打の好投。2番手の豊岡陽莉も1回を無失点に抑え、投手陣の好投が味方打線に流れを呼び込んだ。

今年5月に就任した柏田大貴監督にとっては、今大会が全国大会初陣。ホークスカップ準優勝など結果は残しているが「3年生最後の大会で校歌を聞けるということで、ちょっと涙ぐみそうなところもあったんですけど。最後、甲子園で勝って涙を流したいなというので、泣いちゃダメだと思いながら。やっぱり夏はいいなって思いました」と嬉しい全国初勝利をかみしめた。

一方の啓明学館は1点を追いかける5回、死球とヒットで2死二、三塁のチャンスを作るが、打席間に三塁走者が飛び出してしまい生かせず。

守備陣は随所に堅守を見せ、幾度もピンチをしのいでいたが、ホームが遠く敗れてしまった。

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