駒沢学園女子が7回表にツーランスクイズを成功させ、4年ぶりに全国大会で勝利を手にした。
▲駒沢学園女子・先発の法村は4回1失点。80球を投げ被安打4と試合を作った。
2回に1点ずつ入った後、1対1のまま試合は硬直していたが、6回裏。
広陵高校・4番宮井がセンター前ヒットで出塁すると、続く5番内田もセンター前ヒット。6番代打松木がフォアボールを選び1アウト満塁に。7番代打中島がライトフライでタッチアップ。欲しかった追加点を獲得した。
▲タッチアップで帰塁した宮井を迎える広陵ベンチ
しかしその裏の7回表。後がない駒沢学園女子は相手サードのエラーで先頭の8番加藤が塁に出ると、9番梶原がきっちり送りバントを決める。続く1番曽根はライト前ヒットで出塁したのち盗塁を決め、1アウト2,3塁。打席には2番金子。難しいボールに見事対応した。「ここで勝負かけなかったら先はないと思って」と2塁ランナーの曽根も本塁を狙い、ツーランスクイズが決まった。この好判断が決勝点となり、3-2で駒沢学園女子高等学校が勝利を飾った。
▲3回表にチームとしてスクイズに失敗していた中、見事スクイズを成功させた金子