計11安打を放った旭川明成が7対3で室戸を下して全国大会初勝利を挙げた。
序盤から打線が活発だった。1回表、旭川明成は2番・鈴木羽、3番・鵜飼凛の連打から1死2、3塁として4番・野口聖奈のセンター前タイムリーで2点を先制する。2回にも1点を加えると、3回表には2死1、2塁から7番・櫻井妃愛が左中間を破る2点タイムリー2塁打を放ってリードを広げた。
打線は4番・野口が4安打の固め打ちで、チーム全体では計11安打を放って7得点を奪った。投手陣は先発した糠谷香苗が4回を6安打1失点に抑えた後、5回以降は石田乃々、鈴木羽と繋いで逃げ切り勝ち。今年4月に野球部1期生24人が入部した旭川明成は全員が1年生。今大会で嬉しい全国大会初勝利を手にした。
敗れた室戸は打線が3点止まりで、要所で乱れた守備も響いた。だが、最後まで諦めることなく攻撃を続け、相手と同じ11安打を放って意地を見せた。