岡山学芸館・稲永奏投手(画面右)
「もう後ろにいっぱい信頼できるピッチャー陣がいるので、全力でいこうと思って先制されないことを意識したんですけど、悪い流れもあって。先制されて焦ったんですけど、キャッチャーの(成豊)ほのかさんが前の試合も逆転したから絶対大丈夫って言ってくれて、それで逆転してくれると思って最少失点で切り抜けようと思って頑張りました。(ピッチングで意識したことは)自分はまっすぐが一番の武器で、押していけると思ったので、キャッチャーのリードを信じてやって、バックも(中本)姫菜さん中心に守ってくれて、投げやすかって、周りも声かけてくれたので、最少失点で失点で抑えることができました。目標は甲子園で優勝することなんですけど、1戦必勝で1個ずつ勝ち上がって3年生とできる最後の夏なので全力で楽しんで頑張りたいと思います。」
岡山学芸館・中本姫菜選手(画面左)
「先制されてちょっと焦ったんですけど、相手のミスとかもあってみんなでつないでくれたチャンスを絶対ものにしようと思って思い切りいった結果がライト線のタイムリーツーベースってなって、ベンチに帰ってからも後輩とかも号泣してくれて嬉しかったです。最高のあいつらです。(自身のプレーを振り返ると)初回の入りはちょっと悪かったんですけど、守備から流れ作ろうと思って、自分が守備の要だと思って、エラーしたら絶対流れ向こうにいくと思って、エラーは絶対にできないと、ピッチャーのかなで守ってあげようとしていました。最後の夏なのでこのメンバーに出会えたことに感謝して最後まで楽しみたいなと思っています。」
岡山学芸館・猪原教正監督
「うちは自分たち生徒たちが主になって色々やるので、監督というよりアドバイザーという形で、名刺もアドバイザーって書いてるんですけど、良いアドバイスができたかどうかわからないんですけど、選手たちがミーティングして全部進めていきました。途中しんどかったんですけど、ベンチで絶対にいけるっていうような雰囲気を出してくれていたので、いけるかなって思いながら見させてもらっていました。自分たちで自主練習をこれでもかどれくらいするんだってくらいするので、それが実ったのかなと思います。(良かった点は)しっかり守れたっていうところは大きかったと思うんですけど、全員が私たちならいけると信じてやっているので、このあとどうなっていくのか楽しみだなと思います。今後の目標は甲子園に行って支えてくれた人に恩返ししたいっていうものです。目的は身近な人に愛され応援されるチームになるっていうものなので、こんなに大応援団が、学校のチアリーディングであったり男子野球部、OGOB保護者が集まってくれて、この子たちの人柄なんじゃないかなと思います。」
札幌新陽・小森陽翔監督
「あの事故があってからまだ少し。色々なことあったと思うんですけど最後の最後まで自分たちの野球を貫いて頑張ってくれたなという風に思います。(良かった点は)苦しい時期も乗り越えて、今日の試合もなかなか点数取れずっていうところで、みんなで守って声出して明るくやっていたところなのかなと思います。(今後の目標は)野球を通して3年間頑張ることで社会に出てから通用することが必ずあると思うので、感謝と、そして明るく元気に素直に野球を全力で楽しむチームを作っていきたいと思います。」