岡山学芸館 19-0 オイスカ浜松国際
12安打19得点と打線が爆発した岡山学芸館が19-0でオイスカ浜松国際に5回コールド勝ちを収めた。
「試合の入りが大事だと思っていて、準備がしっかりできたのが勝因です」と岡山学芸館の猪原教正監督が振り返るように、初回から準備していた通りの学芸野球ができた。
初回、先頭の堂前凌那が四球を選ぶとすかさず盗塁でチャンスを広げ、1死二、三塁で迎えるは4番金花怜。ライトへタイムリ―を放ち幸先よく先制すると流れは一気に岡山学芸館へ。続く成豊ほのかのスクイズ、前田ことみのタイムリーツーベース、相手の失策も絡みこの回一挙6点を獲得する。
続く2回にも犠牲フライで1点を追加し、3回にも堂前のスクイズ、成豊と北原由結のタイムリ―などで5点を追加。攻撃の手を緩めることなくさらに4回には、堂前、三岳美桜、峪中妃奈、定方涼にタイムリーが生まれ、7点を追加。19-0と終始相手を圧倒した。
投げては、先発の中本姫菜が3回を無安打無失点、中本に代わってマウンドに上がった大山柚梨明が2回を1安打無失点と相手打線に反撃の隙を与えなかった。
対するオイスカ浜松国際は、「全員が初出場でがちがちに緊張していました。なんとか緊張をほぐせるように声掛けをしていましたが難しい試合になってしまいました」と松田真輝監督が振り返るように、最終回、松本愛がチーム初ヒットとなるツーベースを放ち意地を見せるもホームベースを踏むことはできなかった。