Column
大会コラム

スペシャル

OG選手からの応援メッセージ「九州ハニーズ・小島也弥」

1997年に始まり、今年で第26回大会を迎える全国高等学校女子硬式野球選手権大会。近年、全国各地の高校に女子野球部が誕生しており、昨年から決勝戦が阪神甲子園球場で開催されたことによって更なる盛り上がりが期待されます。

長い歴史を持つ本大会を戦ったOG選手からの応援メッセージ企画。今回は九州ハニーズの小島也弥選手です。

【小島 也弥(こじま やや)】1996年6月9日生まれ。京都両洋高校出身。
京都両洋高校女子硬式野球部の1期生として選手権大会には3度参加。IPU環太平洋大学時代には女子野球W杯に2度出場。内外野どちらも守れる俊足巧打のユーティリティープレイヤーとして日本代表の6連覇に貢献。大学卒業後はエイジェック女子硬式野球部に所属し、キャプテンを務めた昨シーズンは全日本選手権・全日本クラブ選手権の全国2大会の制覇にチームを導いた。社会人4年目のシーズンを迎える今季からは新規チームの九州ハニーズに所属しています。

☆選手権大会参加
第16回大会(2012年)
第17回大会(2013年)
第18回大会(2014年)

ーー高校夏の大会での一番の思い出を教えてください。

3年生の夏に負けてしまい、悔しかったという気持ちが一番記憶に残っています。卒業後、W杯での世界一や社会人チームでの日本一など良い経験もたくさんさせてもらいましたが、高校最後の夏の敗戦の悔しさは忘れられないですね。

ーー現在の高校女子野球の盛り上がりをどのように感じていますか?

私たちの頃は女子選手が高校で野球を続けるための進学先は限られており、中学までで野球を諦めてしまう選手も多くいました。高校に限った話ではないですが、野球を諦めず、続けられる環境が全国に増えていることは嬉しく思います。

ーー夏の大会で後悔しないためにやっておいた方が良いことはありますか?

今、一緒にプレーしているチームメイトたちは大好きな野球を通じて出会った友達で、同じメンバーで試合ができるのはこの大会だけだと思います。「勝ちたい」という気持ちはもちろんあると思いますが、その友達と“野球を楽しむ”ことが一番だと私は思います。

ーー夏の大会に臨む女子選手に向けて、応援メッセージをお願いします。

いま、女子高生として思い切り野球ができる皆さんが羨ましいです!!
精一杯野球を楽しんで頑張ってください!

月別アーカイブ