履正社が好調・日南学園打線を封じ込め、ベスト8進出を決めた。
試合は履正社・串有菜と日南・大山智絵の両先発の投手戦となり、0-0のまま終盤戦を迎える。試合が動いたのは5回裏、2死から9番難波凪が安打で出塁すると1番真弓心が均衡を破る適時三塁打を放つ。「2アウトのノンプレッシャーの場面で思い切りの良いスイングができたのが結果に繋がった。(履正社・橘田監督)」履正社は続く6回にも4番の1年生・西本夢生の三塁打で1点を追加。投げては生まれて初めての完封勝利という串が2試合で15得点を記録していた好調・日南打線を封じ込めた。
敗れた日南学園は一昨日完封勝利を挙げた大山の投球を中心に堅い守りを見せたが、2本の長打に泣く結果となった。ソフトボールと野球の二刀流で挑んだ日南学園。鎌田監督は「ストレートに強いうちの打線に、見せ球のストレートと変化球を上手く使われたのでなかなか捉えきれなかった。」と履正社バッテリーを称えた。