1997年に始まり、今年で第26回大会を迎える全国高等学校女子硬式野球選手権大会。近年、全国各地の高校に女子野球部が誕生しており、昨年から決勝戦が阪神甲子園球場で開催されたことによって更なる盛り上がりが期待されます。

長い歴史を持つ本大会を戦ったOG選手からの応援メッセージ企画。今回はエイジェックの榎本彩乃選手です。

【榎本 彩乃（えのもと さの）】2002年3月15日生まれ。神戸弘陵高校出身。
神戸弘陵高校時代には春の選抜大会2連覇を経験。その後、2019年U-18日本代表メンバーとして、女子野球アジアカップ2連覇に貢献。卒業後はエイジェック女子硬式野球部に入部し、3年目のシーズンを迎えます。

☆選手権大会参加
第21回大会（2017年）
第22回大会（2018年）
第23回大会（2019年）

ーー高校夏の大会での一番の思い出を教えてください。

先輩方の思いも背負って迎えた最後の夏。負けた時は凄く悔しかったですね。
それでも3年間共に戦ってきたチームメイトと最後まで笑顔で楽しく弘陵野球が出来た事はいい思い出になりましたし今でも忘れません。

ーー現在の高校女子野球の盛り上がりをどのように感じていますか？

私たちのころも少しずつ盛り上がってきている時期でしたが、今はそれ以上に競技人口も増え、卒業後の進路も多くなってきています。これからも女子野球がどんどん盛り上がっていけるといいなと思っています。

ーー夏の大会で後悔しないためにやっておいた方が良いことはありますか？

チームメイトとの“今”を大切にすることですね。
野球人生はまだ続くかもしれません、今のメンバーとプレーできるのは今しかありません。
なので時間を大切にして全力で楽しんで欲しいです。

ーー夏の大会に臨む女子選手に向けて、応援メッセージをお願いします。

伝統校もあれば、初出場の高校もあり、それぞれ色んな思いを持っての夏大だと思います。
緊張は適度に、楽しく思いっきりプレーして下さい！