1997年に始まり、今年で第26回大会を迎える全国高等学校女子硬式野球選手権大会。近年、全国各地の高校に女子野球部が誕生しており、昨年から決勝戦が阪神甲子園球場で開催されたことによって更なる盛り上がりが期待されます。
長い歴史を持つ本大会を戦ったOG選手からの応援メッセージ企画。今回は埼玉西武ライオンズ・レディースの大沼咲貴選手です。
【大沼 咲貴(おおぬま さき)】2002年1月13日生まれ。蒲田女子高校出身。
高校3年時には2019年U-18日本代表メンバーとして、女子野球アジアカップの2連覇に貢献。日本体育大学進学後の2020年からは埼玉西武ライオンズ・レディースに所属しています。
☆選手権大会参加
第21回大会(2017年)
第22回大会(2018年)
第23回大会(2019年)
ーー高校夏の大会での一番の思い出を教えてください。
初めての夏大から試合に出させて頂き、先輩たちと共にベスト8までいけたことです。
ーー現在の高校女子野球の盛り上がりをどのように感じていますか?
夏の大会の甲子園、春の大会の東京ドーム開催によって、より多くの人に女子野球を知ってもらえる機会が昔よりも増えたと思います。多くの人に女子野球を知ってもらえるようになったこと、現在の参加チーム数の多さが、確実な女子高校野球の盛り上がりを示していると思います。とても嬉しいです。
ーー夏の大会で後悔しないためにやっておいた方が良いことはありますか?
目標を持って1日ずつ後悔のないように、先を考えるのではなくその日に全力を尽くすことだと思います。
ーー夏の大会に臨む女子選手に向けて、応援メッセージをお願いします。
周りの人への感謝の気持ちを忘れずに、3年生は後悔のないように最後の大会を楽しみながら、甲子園目指して頑張ってください!