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大会コラム

インタビュー

福知山成美-全国高等学校連合丹波:試合後インタビュー

■福知山成美・伊藤春捺投手

「普段は緊張してしまう方なのですが、前日はぐっすりと眠れました。甘い球があったので、危なかった場面もあったのですが、守備がよく守ってくれたと思います。6月くらいに同じサイドスローで成美のOGの田中露朝投手に練習方法や技術面で色々と細かいところまでアドバイスをもらい、その成果が今日の試合では出たと思います。(次戦の)履正社は打ってくるので、1球1球を大切にして、今日あった失投をなくして抑えていきたいと思います。」

■福知山成美・長野恵利子監督

「最初はみんなロボットのように固かったですが、一周するごとに緊張もほぐれて自分たちの試合ができたと思います。ただ、エースの伊藤が冷静にピッチングをしてくれたことが勝ちに繋がったと思います。伊藤の持ち味であるスライダーを今まではなかなか生かしきれていませんでしたが、キャッチャーや指導者と話す中で上手く使えるようになったかなと思います。勝って兜の緒を締めるという気持ちで、次の履正社戦に挑んでいきたいと思います。」

■全国高等学校連合丹波・東尾凜選手

「普段は男子と練習しているので、初めて女子の試合に出たのですが、男子よりも盛り上がったり、声もかけやすかったりと、女子の中でやる野球も楽しかったです。連合チームなので、最初は戸惑いもありましたが、夜ご飯を一緒に食べたり、宿舎でも一緒に過ごす中で、プレー面でもどんどん指摘しあえる関係を築くことができました。相手にリードを許す展開で、ランナーを出すこともできませんでしたが、負けている雰囲気を出さないようにとベンチ内で声かけしていたので、最後まで諦めずにできました。今日、本当に悔しかったので、高校卒業後は女子野球の世界でやりたいと思います。」

■全国高等学校連合丹波・足立俊長監督

「試合前に円陣を組んで大きな声を出していましたが、丹波ではああいうことは初めてでした。3日間の短い期間の中で、チームが一つになって取り組んでくれました。今回は北海道の栗山高校、山梨県の甲斐清和高校がそれぞれチームに2名しかいないということで連合で参加してくれましたが、この全国大会での経験が来年以降それぞれの高校で2期生が入部した時に必ず生きると思います。」

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