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OG選手からの応援メッセージ「東近江バイオレッツ・坂原愛海」

1997年に始まり、今年で第26回大会を迎える全国高等学校女子硬式野球選手権大会。近年、全国各地の高校に女子野球部が誕生しており、昨年から決勝戦が阪神甲子園球場で開催されたことによって更なる盛り上がりが期待されます。

長い歴史を持つ本大会を戦ったOG選手からの応援メッセージ企画。今回は東近江バイオレッツの坂原愛海選手です。

【坂原 愛海(さかはら あみ)】2001年2月14日生まれ。京都両洋高校出身。
2018年の選手権大会優勝投手。高校生ながら第8回女子野球W杯日本代表として大会6連覇に貢献し、高校卒業後は女子プロ野球リーグに入団。2020年に女子プロ野球リーグを退団し、昨年からは高校時代の恩師である上田玲総監督が率いる東近江バイオレッツに所属しています。

☆選手権大会参加
第20回大会(2016年)
第21回大会(2017年)
第22回大会(2018年)

ーー高校夏の大会での一番の思い出を教えてください。

3年生の時の、準決勝の履正社戦が1番印象に残っています。

最終回1アウトまで2点差で負けていましたが、最後の最後で打線が繋がり、サヨナラ勝ちすることが出来ました。試合に出てる選手だけじゃなくて、ベンチでサポートしてくれた人達、声を枯らしながら応援してくれていたスタンドの後輩達や、チア部の子達、遠方から駆けつけてくれた保護者の方々、本当にみんなの力だなって思いました。

夏大を通じて、周りの人の存在の大きさをすごく感じることができました。

それと…1年生の時から先生方にたくさん迷惑をかけてしまった学年だったので、先生方の嬉し涙を見た時と、メダルをかけてあげることができた時が、すごく幸せでした。

ーー現在の高校女子野球の盛り上がりをどのように感じていますか?

チーム数がどんどん増えていたり、決勝戦を大きな球場でできるようになったりと、すごく盛り上がっていて、同じ女子野球選手として嬉しく思います!

ーー夏の大会で後悔しないためにやっておいた方が良いことはありますか?

常に夏大のことを意識して生活する!
練習では、これだけやったんだから、もし負けたとしても後悔しないって思える練習をすることが大事だと思います!
普段の生活でも、外を歩いている時にゴミが落ちていたら「これ拾わないと負けるかも」と思って、一旦通り過ぎたのに、罪悪感で拾いに戻るってことが何回かありました(笑)そのくらい、夏大を意識して生活していました。

仲間との時間も、自分の時間も、とにかく後悔しない時間を過ごすことがすごく大事だと思います!

ーー夏の大会に臨む女子選手に向けて、応援メッセージをお願いします。

ここで勝つ為にやってきたからこそ、ほとんどの人が緊張すると思います。でもその緊張をワクワクに変えて思いっきり楽しんでください!!

楽しんだもん勝ち!!

最高の夏になりますように!

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