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神村学園vs旭川明成

神村学園9-0旭川明成

 神村学園が9対0で旭川明成を5回コールドで下した。

 前日の1回戦(対高知中央)で2対1の辛勝だった神村学園は、この日は初回から打線が爆発した。1回裏、1番・國藤亜樹のヒットから2死2塁となり、4番・紺屋唯のセンター前タイムリーを放つと、さらに攻め立て7番・柳元李音のタイムリーなどで3点を先制。続く2回裏にも連打から3点を奪ってリードを広げると、3回裏には國藤のタイムリーで1点、4回裏にも2点を奪い、4イニングで計11安打を放って9点を奪った。

 投げては、神村学園の先発・野中風羽が、力強いストレートを軸に相手を寄せ付けず。5回47球を投げて2安打1四球で無失点に抑えて5回コールド勝ちを成立させた。

 敗れた旭川明成は、今年4月に女子野球部1期生24人が入部し、チーム全員が1年生という若いチーム。1回戦で記念すべき全国大会初勝利を飾ったが、2回戦では投手陣が打ち込まれ、打線は3番・飯泉百華が2安打と奮闘したが及ばず。全国の壁に跳ね返されることになった。