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北海道栗山vs弘前学院聖愛:試合後インタビュー

弘前学院聖愛・太田淳監督
「自分たちが目指している、足で点数を何点か取れたのでこれは評価できると思います。
(内野ゴロでの二塁走者生還は)大きかったですね。こういう練習をしてきましたから、彼女たちが次の塁を狙うという、私たちが目指していた野球をやってくれました。
うちにしてはよくできた試合だと思います。足を絡めた攻撃を目指しているので、次の相手がどちらになったとしても私たちより格上の学校なので、その人たちにどのぐらい通用するんだろうと楽しみにやっていきたいです」

弘前学院聖愛・山内美那海主将
(「ランニングホームランは)山なりのピッチャーだったんですけど、待ってバットを出すということをイメージして打席に入ったのがよかったと思います。多分、本当に芯に当たったので、無駄な抵抗がないというかすんなりバットが出て、当たった感覚がなかったかもしれません。
ぶっちゃけ、自分はサードまでだと思ったんです(笑)。でも止まろうかなと思った瞬間にベンチのみんなが前に飛び出して『行けー!行けー!』とやっていたので、『行けるの?』ってホームに行きました(笑)。
点差はあったんですけど、それを感じさせないぐらいの相手の雰囲気や盛り上がりがあって、接戦をしているんじゃないかと、勝手に苦しいような試合だったなと感じています。相手のすごくいいところだったんだなと思います。
最終回は疲れもありました。自分でもコントロールができなくて、狙っても狙ってもストライクが入らない沼にはまりそうだったんですけど、ショートフライで1アウトを取ってから一気に自分の気持ちを楽にしてくれました。そこからは自分の世界に入らずに広く試合を見て『あ、点差があるんだな』とか分かって、みんなが声をかけてくれたので自分のピッチングを少しずつ取り戻せた気がします。
ここまで来られたのが本当にうれしいですし、ここまで来たら強い相手というのは分かっているので、自分たちの野球をやり抜けるかだと思うのでチーム一丸となって戦っていきたいと思います」